こんにちは～、Tomyです。
アイビスＳＤの有力馬考察をしていきます。
上位人気は、やはり「千直実績」を持つ馬が中心ですね。
それぞれ、推せる部分と推せない部分、色々とあります。
一般的には「外枠有利」なレースですが、馬によっては
内枠のほうが良かったりする場合もあります。
そういうことを考えるのも面白いんですよね、このレース。
記事の最後で「本命まで考えている穴馬」を
１頭挙げていますので、是非ご注目ください。
それではいきましょう。
◆ライオンボス
現役屈指の「千直の申し子」の登場です。
昨年は鮫島駿騎手の騎乗が叶わず代打の田辺騎手で勝利。
あらためての今年、連覇を狙います。当然メイチでしょう。
前走や３走前に重い斤量を背負っても好走していますし
見た目には死角は無いようにも感じられます。
過去１０年のアイビスＳＤで斤量５７kg以上の馬は
３人気以内６頭を含め１１頭全て凡走している嫌なデータは
ありますが、それを跳ね除ける可能性は秘めています。
ただし、３走前のように馬場が渋った時は勝ちきれておらず
また、極端な内枠は経験が無いですから死角が無いわけでは
ないと思います。基本的には外埒沿いを走りたいですね。
正直、４枠より外なら軽視はしづらいですが、もしも１枠に
入るようだと、さすがに本命には出来ないかなと思います。
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◆ラブカンプー
前走は軽斤量を活かしたこともそうですが、気持ちの面で
復調があっての好走でしたね。展開も馬場も全てがうまく
いった印象です。このレースでは３歳時に２着と好走して
いますから適性面は問題ないでしょう。
しかしながら、気難しいところは引き続き考えなくては
いけないだろうなと思います。
テンの速い馬は何頭か居ますので、仮に外枠を引いても
被されることになると、そういう面が出てしまいそうな
気がしますので、真ん中か少し内の枠のほうが良いかも。
あとは斤量が一気に５kgも増える点がどうか、ですね。
絶好調で好走しまくっていた３歳時は軽斤量でした。
もし仮にその状態に戻っていたとしても大丈夫とは
言いきれないところが多分にあります。
ちなみに、過去１０年のアイビスＳＤで前走より斤量が
５kgも増えるケースはありませんでしたので非常に稀。
賞金別定のルール上、仕方ないのですが。。
◆ダイメイプリンセス
一昨年の覇者で、且つ持ち時計はメンバートップです。
昨年に関しては不利な「１枠２番」、しかも向かい風でも
ありましたから「差し馬なのにもろに風を受ける」という
レースでしたし、今年は再び好走する可能性はありますね。
馬群を捌いて来ることが可能な馬なので外枠で壁を作りつつ
縫うような競馬をしたいところ。
前走は３着に屈していますので、年齢的な衰えが来ている
ことも有り得ることですが、仮に前走勝っていた場合、
牝馬ながら「５７kg」を背負うことになっていました。
まさかとは思いますが、もしかするとそういうことを
考えての３着だった可能性も否定出来ません。
逃げ馬だとそういう競馬はしにくい面があると思います。
気を抜く癖がついてしまったりしますからね。
ただ、差し馬であれば追い出しのタイミングをズラせば…？
と、セコいことを考えるのは野暮かもしれませんが、
いずれにせよ、千直も夏も得意な馬ですから当然上位候補。
◆ジョーカナチャン
前走はライオンボスに負けたものの、２着は確保。
これまで千直では(2-1-0-1)と好成績ですし脚質的にも
バッチリですね。
唯一惨敗しているのが「２枠４番」の時ということですから
この馬も、ライオンボス同様に極端な内枠だと怪しい面が
あるかもしれませんね。
馬場が渋って時計が掛かるような場合でも好走しており
天気に左右されないであろう、というのは良いところ。
菱田騎手が乗るようになってから勝ったことはないですが
今回で５戦目となりますので、そろそろ勝ちたいですよね。
ジョッキー心理としては結果を出したいでしょう。
前走のようにライオンボスよりも前に出られれば勝機は
あると思いますが、枠が離れてしまいこちらのほうが内だと
ちょっと分が悪いかなぁ。
ライオンボスよりも外目の枠が欲しいところですね。
キャリア１１戦ということで、良くも悪くもまだ馬が若く
これから先も楽しみですが、まずはここでどう走るか。
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◆アユツリオヤジ
前走は初めての芝でしたが、まんまと逃げ切りました。
まだ、芝では底が見えていないといえばそのとおりで
穴人気になっているのも分からなくはありません。
確かに、未知の魅力的な部分は大きいと思います。
「ダートっぽいけど芝で走る」ような馬が活躍しますから
そういう意味でも、面白いは面白い。
ただし、前走のペースはそんなに速くなく単なる楽逃げ
であったのも事実ですし、６歳以上の高齢で好走した馬の
ほとんどは「当年の千直で３着以内」になっており、
これが＂無い＂のに好走したのは１１年の３着馬が最後。
それ以降は(0-0-0-53)と絶望的な成績ですので
お世辞にも狙うべき馬とは言い難い側面があります。
「最近、千直で実績の無い高齢馬は狙いにくい」のです。
◆モンペルデュ
昨年のＪＢＣレディスクラシックでの事故があってから
力を出せずにいる中で、初めての芝へエントリー。
スピードはありますから芝でも前には行けるでしょうし
「ダートっぽい馬」が好走しやすいレースでもあります。
とはいえ、初めての芝となると話が違うんじゃ？と。
確かに千直の下級条件などでは、初芝というケースでの
好走が目立つ部分もありますが、さすがに重賞となると
過去１０年では好走例がありませんし＂前走ダート＂という
括りで見ても(0-0-0-12)と、結果は出ていません。
第１回のアイビスＳＤまで遡っても、初めての芝ながら
好走したのは、０７年の勝ち馬サンアディユのみです。
この人気になっているのは、恐らく千直でおなじみの
西田騎手が騎乗予定だからでしょうけども、彼とて
複勝率はそう高いものでは無いですからねぇ……。
ただでさえ精神的な難しさが出てきてしまった馬なので
現時点では、あまり触手が動かないかな。
★本命まで考えている穴馬
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上位人気６頭について書いてきましたが、最後に穴馬を
１頭挙げておきたいと思います。
昨年の夏に千直で勝利を挙げましたが、この時の競馬ぶりを
個人的には高く評価しています。
テンは遅いのですが、エンジンが掛かれば割りと楽な感じで
追走できていましたし、内枠から内を通して勝つなど
他の上位陣が外埒に拘った競馬をする中で１頭だけ
全く違う内容の競馬をしていたんですよねぇ。
前走も同じような状況にはなったのですが、やや外に行く
意思を持って乗っていたのか、捌き遅れて届かず。
ただ、末脚そのものはサラブレッドの限界値と言える
レベルでしたから、千直の才能をかなり感じます。
基本的には、テンのダッシュ力が求められるレースでは
ありますので、それと逆行しているんですけどね。
最初から外埒に持っていくことを考えずに、前を行く馬を
風避けにして、勝負どころだけ内側に出せばあるいは…。
外枠有利なレースですが、この馬は逆に内枠のほうが
いいかもしれません。
まだ外枠に入ったことが無いので何とも言えませんが
捌くのに苦労する可能性は有り得るんじゃないかなぁ。
理想は、１８年のダイメイプリンセスであるとか
１７年のラインミーティアのような競馬になってきますが
内目の枠を引いても、積極的に買いたい１頭。
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アイビスＳＤの有力馬考察をしていきます。
上位人気は、やはり「千直実績」を持つ馬が中心ですね。
それぞれ、推せる部分と推せない部分、色々とあります。
一般的には「外枠有利」なレースですが、馬によっては
内枠のほうが良かったりする場合もあります。
そういうことを考えるのも面白いんですよね、このレース。
記事の最後で「本命まで考えている穴馬」を
１頭挙げていますので、是非ご注目ください。
それではいきましょう。
◆ライオンボス
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昨年は鮫島駿騎手の騎乗が叶わず代打の田辺騎手で勝利。
あらためての今年、連覇を狙います。当然メイチでしょう。
前走や３走前に重い斤量を背負っても好走していますし
見た目には死角は無いようにも感じられます。
過去１０年のアイビスＳＤで斤量５７kg以上の馬は
３人気以内６頭を含め１１頭全て凡走している嫌なデータは
ありますが、それを跳ね除ける可能性は秘めています。
ただし、３走前のように馬場が渋った時は勝ちきれておらず
また、極端な内枠は経験が無いですから死角が無いわけでは
ないと思います。基本的には外埒沿いを走りたいですね。
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◆ラブカンプー
前走は軽斤量を活かしたこともそうですが、気持ちの面で
復調があっての好走でしたね。展開も馬場も全てがうまく
いった印象です。このレースでは３歳時に２着と好走して
いますから適性面は問題ないでしょう。
しかしながら、気難しいところは引き続き考えなくては
いけないだろうなと思います。
テンの速い馬は何頭か居ますので、仮に外枠を引いても
被されることになると、そういう面が出てしまいそうな
気がしますので、真ん中か少し内の枠のほうが良いかも。
あとは斤量が一気に５kgも増える点がどうか、ですね。
絶好調で好走しまくっていた３歳時は軽斤量でした。
もし仮にその状態に戻っていたとしても大丈夫とは
言いきれないところが多分にあります。
ちなみに、過去１０年のアイビスＳＤで前走より斤量が
５kgも増えるケースはありませんでしたので非常に稀。
賞金別定のルール上、仕方ないのですが。。
◆ダイメイプリンセス
一昨年の覇者で、且つ持ち時計はメンバートップです。
昨年に関しては不利な「１枠２番」、しかも向かい風でも
ありましたから「差し馬なのにもろに風を受ける」という
レースでしたし、今年は再び好走する可能性はありますね。
馬群を捌いて来ることが可能な馬なので外枠で壁を作りつつ
縫うような競馬をしたいところ。
前走は３着に屈していますので、年齢的な衰えが来ている
ことも有り得ることですが、仮に前走勝っていた場合、
牝馬ながら「５７kg」を背負うことになっていました。
まさかとは思いますが、もしかするとそういうことを
考えての３着だった可能性も否定出来ません。
逃げ馬だとそういう競馬はしにくい面があると思います。
気を抜く癖がついてしまったりしますからね。
ただ、差し馬であれば追い出しのタイミングをズラせば…？
と、セコいことを考えるのは野暮かもしれませんが、
いずれにせよ、千直も夏も得意な馬ですから当然上位候補。
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前走はライオンボスに負けたものの、２着は確保。
これまで千直では(2-1-0-1)と好成績ですし脚質的にも
バッチリですね。
唯一惨敗しているのが「２枠４番」の時ということですから
この馬も、ライオンボス同様に極端な内枠だと怪しい面が
あるかもしれませんね。
馬場が渋って時計が掛かるような場合でも好走しており
天気に左右されないであろう、というのは良いところ。
菱田騎手が乗るようになってから勝ったことはないですが
今回で５戦目となりますので、そろそろ勝ちたいですよね。
ジョッキー心理としては結果を出したいでしょう。
前走のようにライオンボスよりも前に出られれば勝機は
あると思いますが、枠が離れてしまいこちらのほうが内だと
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◆アユツリオヤジ
前走は初めての芝でしたが、まんまと逃げ切りました。
まだ、芝では底が見えていないといえばそのとおりで
穴人気になっているのも分からなくはありません。
確かに、未知の魅力的な部分は大きいと思います。
「ダートっぽいけど芝で走る」ような馬が活躍しますから
そういう意味でも、面白いは面白い。
ただし、前走のペースはそんなに速くなく単なる楽逃げ
であったのも事実ですし、６歳以上の高齢で好走した馬の
ほとんどは「当年の千直で３着以内」になっており、
これが＂無い＂のに好走したのは１１年の３着馬が最後。
それ以降は(0-0-0-53)と絶望的な成績ですので
お世辞にも狙うべき馬とは言い難い側面があります。
「最近、千直で実績の無い高齢馬は狙いにくい」のです。
◆モンペルデュ
昨年のＪＢＣレディスクラシックでの事故があってから
力を出せずにいる中で、初めての芝へエントリー。
スピードはありますから芝でも前には行けるでしょうし
「ダートっぽい馬」が好走しやすいレースでもあります。
とはいえ、初めての芝となると話が違うんじゃ？と。
確かに千直の下級条件などでは、初芝というケースでの
好走が目立つ部分もありますが、さすがに重賞となると
過去１０年では好走例がありませんし＂前走ダート＂という
括りで見ても(0-0-0-12)と、結果は出ていません。
第１回のアイビスＳＤまで遡っても、初めての芝ながら
好走したのは、０７年の勝ち馬サンアディユのみです。
この人気になっているのは、恐らく千直でおなじみの
西田騎手が騎乗予定だからでしょうけども、彼とて
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ただでさえ精神的な難しさが出てきてしまった馬なので
現時点では、あまり触手が動かないかな。
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上位人気６頭について書いてきましたが、最後に穴馬を
１頭挙げておきたいと思います。
昨年の夏に千直で勝利を挙げましたが、この時の競馬ぶりを
個人的には高く評価しています。
テンは遅いのですが、エンジンが掛かれば割りと楽な感じで
追走できていましたし、内枠から内を通して勝つなど
他の上位陣が外埒に拘った競馬をする中で１頭だけ
全く違う内容の競馬をしていたんですよねぇ。
前走も同じような状況にはなったのですが、やや外に行く
意思を持って乗っていたのか、捌き遅れて届かず。
ただ、末脚そのものはサラブレッドの限界値と言える
レベルでしたから、千直の才能をかなり感じます。
基本的には、テンのダッシュ力が求められるレースでは
ありますので、それと逆行しているんですけどね。
最初から外埒に持っていくことを考えずに、前を行く馬を
風避けにして、勝負どころだけ内側に出せばあるいは…。
外枠有利なレースですが、この馬は逆に内枠のほうが
いいかもしれません。
まだ外枠に入ったことが無いので何とも言えませんが
捌くのに苦労する可能性は有り得るんじゃないかなぁ。
理想は、１８年のダイメイプリンセスであるとか
１７年のラインミーティアのような競馬になってきますが
内目の枠を引いても、積極的に買いたい１頭。
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